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私たちを取り巻く環境は危機に面しています。
このまま環境の悪化が続けば、私たちの子どもや孫達は、かつてない危機的状況の中で生きていくことになります。


私たちに求められるのは、それを食い止めるために、様々な環境保全事業を通し、次の世代へ渡せる美しい地球環境に全力を上げて取り組んでまいります。




地域と共に歩み、地域に愛される企業を目指して

地域的規模での環境保全が叫ばれる中、マルコー商会の一貫した環境保全への取り組みは、地域、ひいては国・地球の未来を想像する静脈事業だと、私たちは自負しています。

そのためには、起業時シッモ常に開かれた風土を育み、私たちが何を考え、何を目指し、どのような活動を行っているのか、広く地域社会に向け情報と志しを伝えていく責任があると考えています。

大切なのは、どうのような設備を持ち、技術を誇るのかではなく、マルコー商会を信頼してくださるお客さまひとり一人に、そして、私たちがお世話になっている地域の人々に対してどのように貢献していけるか、ということです。


これからもより一層の企業努力をもって、恵まれた環境づくりに向けて地域と共に歩み、地域に愛される企業を目指して、より信頼感としたしみのある事業活動、そして企業体質づくりに取り組んでまいります。


水処理まで環境保全は万全

回収・分別しリサイクルしきれない廃棄物は、最終的にマルコー商会が保有する管理型最終処分場に埋め立てられます。

これまでに多くの最終処分場では、不十分な焼却処理等によって廃棄物から有毒な成分が完全に除去されず、そこに降った雨水が有毒な成分んとともに地中に案ガレだし、結果、土壌や水質の環境汚染に繋がるという問題が残念ながらありました。

しかし、マルコー商会の最終処分場は、最新の管理型最終処分場として、そうした問題を最後までクリーンに解決しています。

処分場全体には、遮水シート敷き、雨水などが地中に流出することを完全に防止。

またその雨水自体も、処分場内部に設置されたパイプラインを通して、一か所に集められ、併設した水処理施設で衛生的な処理を施し、環境に負荷のないきれいな水に戻して自然に還元、あるいは再利用を図っています。


再資源化、再利用可、そして廃棄物の抑制化は適正処理から着実に進展します。

産業廃棄物の収集運搬は、その後の適正処理、リサイクルへとつづく最も基本的で重要な業務です。

なぜなら、その責任は産業廃棄物を排出した企業に向けられるからです。

マルコー商会では、そうした事態を防止し、産業廃棄物処理業界全体のモラルと適正処理への取り組みを向上させるためにも、安心してお任せ頂ける収集運搬業務を遂行しています。

収集運搬の各過程においては、マニフェスト(産業廃棄物管理票)によって、産業廃棄物の流れをお客さま自身が最後まで、確実に把握できるようにしています。

こうした業務を通じて、環境保全のみならず、産業廃棄物を排出されるお客さまの社会的信頼をも守る努力を続けています。

原町リサイクルセンター

原町リサイクルセンターでは、廃棄物の種類、性状に合わせて、5つの処理ラインが配置され、破砕機、風力・磁力・振動選別機・粉砕機などにより、品質の安定した精度の高い資源化に取り組んでいます。

  1. 石膏ボードラインは破砕後、髪と石膏に選別し、髪は焼却後スラグに、石膏は原料メーカーへ
  2. 木くず、パレット板は破砕、チップ化し燃料に。

  3. コンクリート殻は、破砕処理でRC-40とRC-40に自社製造スラグを混合し、あいくる材として商品化、利用しています。
  4. 混合廃棄物は、風力、磁力選別を経て、10mmアンダーのリサイクル品と可燃物に選別。可燃物は自社の焼却施設でサーマル発電の燃料及びスラグの原料になります。
  5. 建設汚泥は造粒固化して再生土に。

マルコー商会では「廃棄物は自社で完全処理を目指す」をモットーに、新たに廃棄物を発生させない完全リサイクル業務を目指しており、その目標はほぼ達成。

今後は混合廃棄物の選別を更にテテイさせて精度を上げ、高品質の資源製造に取り組んでまいります。


マルコー商会は、省エネ・省コストのファクトリーを目指しています。

循環型社会に対応するべく新設した焼却プラントは、摂家の段階から徹底したサーマルリサイクル発電を目指して建設されたものです。

サーマルリサイクル発電とは?

サーマルリサイクル発電とは、廃棄物の焼却によって発生する高温燃焼ガスから蒸気を作り、その蒸気を利用して発電タービン(発電機)を動かし、電力を自力供給する方法です。

発電量は、1時間辺り290kwとなっており、プラントの稼働に要する月間消費電力の約3分の2を、このサーマルリサイクル発電で供給しています。

この設備により、安定した電力を連続的に得ることが出来るばかりか、二酸化炭素の発生抑制など、従来型の発電に伴う追加的な環境負荷を大幅に低減することができる環境にやさしいプラントです。

廃棄物の焼却によって生まれる熱エネルギーを効率よく再利用することで、環境にも配慮した理想的な省エネルギー化、省コスト化を実現しています。


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